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クヒオ大佐




監督:吉田大八/新宿バルト9/
★3(60点)本家公式サイト

好みの役者陣にウヒウヒ楽しんだけど、設定ほど映画がはじけていない。せめてクレイジーケンバンドのエンディング曲くらい突き抜けてればなあ。
よくもまあ、俺好みの役者が集まってくれたもんだ。
『ココニイルコト』以来いや正確にはその前のNHK朝ドラ「オードリー」以来「富田靖子の彼氏、実はいい役者なんだよ」と言っていたら最近すっかり主役級になっている堺雅人はもちろんのこと、相変わらず美しい松雪さん、最近めっきり突き抜けた演技を魅せる内野君(『(ハル)』以来、我が家では内野君のまま)、出演作の監督ラインナップを見ると通好みらしい中村優子(彼女はとても艶っぽい)、『南極料理人』で強烈な髭面を印象に残した古舘寛治、なんだか今年既に出演作を3本も観ている安藤サクラ。ウヒウヒ言っちゃう。
そして新井浩文ね。『GO』以来日本一のふてくされ顔俳優だと思うんだ。
そして何といっても『愛のむきだし』でその仏頂面に魅了されて以来ファンの元Folder満島ひかりね。彼女の仏頂面はとてもキュートだ。ウヒヒヒ。

こうした個性的な役者陣が各々の持ち味を発揮しているにも関わらず、そして設定(話)自体も面白いのに、映画自体は“凡庸”な印象しかない。
この監督、前作『腑抜けども〜』でも同じような感想だった。

これは何だろう?と考えてみると、いやまあ本当は真剣に考える気はないのだが、CMディレクター出身のこの監督、どうやら客寄せ向きのキャッチーな「突飛なワンアイディア」は好きらしい。
おそらくそれは、15秒や30秒あるいは短編映画には充分なアイディアなんだと思う。
しかし、少なくとも長編映画2本を観る限り、長編映画でもワンアイディア=突飛な設定(と役者)の印象しかない気がする。

キャッチーな設定を超える映画的な何か、小手先のテクニックだけに終わらない何か、そういったものが掴めたら一皮むける監督かもよ。

2009年10月10日公開(2009年 日)

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