ビデオでしか観たことがなかったのだが、機会あってニュープリント(公開当時のスクリーン縦横比)で映画館で鑑賞。感謝感激。
有り体に言えばサービス精神の塊みたいな作品で、最近よく見かける「これを作ってる俺って面白い」ってウヒヒ作品とは全然違って、ワイルダーは観客を喜ばせることに主軸を置いてるわけですよ。
しかし、“ベタベタしない”ワイルダー特有のドライな視点で、やり過ぎ感もなく、とても心地良い。そして「映画観たー!」って気にさせてくれる。
そう。いつだってワイルダーは(何年経ても何度観ても)“映画満腹感”を与えてくれる。
私もそれなりの年齢を経て、それなりの数の映画を観てきて、そして今回映画館の大きなスクリーンで再鑑賞して、初めて思ったことがある。
あのねぇ、ここだけの話、マリリン・モンローちょお可愛い。メロンみたい。ぷぷっぴどぅ。
(1959年 米)
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