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黒部の太陽

黒部の太陽監督:熊井啓/BS/★3(60点)本家

なかなか適材適所の配役。お嫁さん女優・樫山文枝とか、不幸顔女優・日色ともゑとか(<そこかよ)
私が観たのはBS放映の特別版(海外公開短縮版)。ノーカット版は3時間を超えるらしい。

通称「黒四ダム」の建設(というかトンネル工事)の話なんだが、しばしば話題として「黒三ダム」が出てくる。
戦時中に作られた黒三は、軍事用の電力のために作られたという。だが今回は違う。平和利用のために必要なのだと繰り返される。

この「黒四」と「黒三」の関係は、そのまま石原裕次郎親子の関係にオーバーラップする。
黒三ダム建設にも携わったという辰巳柳太郎演じる父の時代の、いわば「非人間的」な手法。一方、裕次郎演じる息子の世代の「科学的」な手法。

しかし、こんな親子に作業員たちは悪態をつく。「結局お前らは同じだ」と。「俺達に働かせて金儲けしてる」と。言わば「搾取される側」の主張だ。
この言葉は、今度は逆に「黒四」と「黒三」の関係にオーバーラップする。
あの時は軍事のためだったが今は平和のためだと言っているが、結局は同じことだ。いずれも国策、富国のために強いられる労働であり、人民が「搾取される側」なのだ。
ただの偉人伝(偉業伝)かと思ってたが、見方によっては社会派にも見える。ま、熊井啓という先入観もあるけど。

しかしあの作業員たちも、現場監督レベルに文句言っても仕方がないんだよ。
こちとら『金環触』とか、好きで何度も観ちゃってるからね。
あれはダム工事入札を巡る不正の話なんだけど、結局搾取してんのは公団とか政治家とかってことさ。
ま、この映画に全然関係ないけどね。

(1968年 石原プロ=三船プロ)

comments

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ウェーブで 裕次郎さんを 調べると 映画 歌手テレビ スゴイですね。忙しい人ですね。今 動画で 若者たち 我が人生に悔いはなし 俺の人生 思い出さがし みんな誰かを愛している 愛フォーエーバー を 聞いています。黒部の太陽 まだ 見ていない私です。
映画同好会(名前検討中 石原裕次郎を語る会

  • 村石太レディ&ファントム・F・ハーロック1世
  • 2012/03/26 9:19 PM
   

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