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THE GUILTY/ギルティ



とても面白かったしすごく良く出来たお話なんですが・・・

監督:グスタフ・モーラー/ユナイテッド・シネマとしまえん/★4(72点)本家公式サイト

・・・正直それ以上書くことがない。

この映画から読み解くべき物語がないんですよ。
というのも(ネタバレになるから書きませんけど)実はありきたりなのです。

でもそれは仕方がない。
だって、音だけで想像しなくちゃいけないんだもの。
音だけで想像し得る範疇のドラマじゃなきゃいけない。
『インファナル・アフェア』の状況を音だけで理解するのは無理でしょ?

そういった意味では「枠組」ありきの映画なんです。
音だけという枷(かせ)をどう活かすかじゃなくて、どうやって枷の中で収めるかという脚本。そういう作りとしてはとても秀逸です。
ある意味ヒッチコックの『ロープ』ですな。リアルタイムで話が進行するし。

その思い切った手法とアイディア、志の高さを評価したい。
日本でももっとこういう“頭を使った”映画が作られてもいいのに。
あーそうか、頭を使ったというか、頭のおかしい監督が多いんだよね、デンマーク。ラース・フォン・トリアーとか。



日本公開2019年2月22日(2018年/デンマーク)

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